好きなものを食べて、極力運動せず、それでいてそこそこのスタイルは維持したい。
いや、ほんと永遠の願望ですよね。
10代20代ならぶっちゃけどうにかなったりもするのですが、代謝が落ちる30代以降はどうしたってそんな生活してりゃ太るわけです。
私もとにかくパンと甘い物が大好きで、それらを好きなだけ食べて産後気が付いたら+10kg太っていました。。体脂肪率脅威の38%!
子供が1歳になった時、写真に写るにTHEオバチャンに愕然としました。
そんな私ですが、1年間かけて体重59kg→48kg、体脂肪率38%→24%まで落とす事ができました。
あくまで私流のやり方ですが、そのダイエット方法をご紹介します。
1,なんでダイエットをしたのか
「授乳期は太らない。」ママになれば誰もが聞いたことがあるであろう、この魔法の言葉を信じこんだ私は、子育て中のありとあらゆるストレスを食でのみ解消していました。
授乳期はびっくりするくらいおなかが空きますし、眠いと更に食欲増進しますよね。。
そんなこんなで息子1歳の時には60kg目前。体脂肪率は40%目前。
筋肉量も落ち、一冬で2回もぎっくり腰をやらかしました。
直角に曲がった腰でしか生活できなくなり、家族にも迷惑をかけ、夫からはおばあちゃん扱い。このままではいけない!とダイエットを決意しました。
2,やったこと
ダイエットを決意したはいいものの、何をすればいいか考えました。
というのも、私は以前ジムでパーソナルトレーナーを契約し、結婚式の前にダイエットを試みたことがあるのですが、10万円払って-3kgというしょっぼい結果に終わった事があります。
ジムで運動してるから、食べちゃっても平気かな~とか考えて食生活あんまり変えなかったんですよね。その為今回は、きちんと食事管理しようと考えました。
食事管理
①自分の摂取カロリーの計算
まずは1日にどのくらいのカロリーを摂取していいのか、そのカロリーの中でたんぱく質・脂質・炭水化物をどのような配分で摂取すべきなのかを計算しました。
私は「MyFitnessPal」というアプリでカロリーの計算をしました。
そのアプリに食べたものを入力していくと、今日はあとこれくらい食べられますよ~と教えてくれるので、そのアプリに従って、1日の食べる量と物を調節していきました。正直、はじめは空腹を我慢するのと、いちいちアプリに入力するのがとてもしんどいです。。
慣れるまでは、食べたものを入力しては「この食べ物にはこれくらいのカロリーがあって、脂質はこれくらいあるんだ…」という知識を得て、「自分がどんなものだったらどれくらい食べられるのか」を知っていく事が大切です。
まずは、自分が摂取できるカロリーを知りましょう!
②脂質制限
摂取カロリーを減らすとなると、だいたい「炭水化物を減らす(=糖質制限)」か、「脂質を減らす(=脂質制限)」のいずれかの方法でカロリー量をコントロールされる方が多いと思います。
私の場合、大好物のパンと甘いものは絶対にやめたくなかったので、炭水化物量はしっかり取り、脂質を減らす事でカロリーを抑えていました。 筋肉量を増やすため、筋トレもしていたので、筋肉を動かすために糖質が必要だったというのも理由の一つです。筋トレには炭水化物が必要なんですよね。
好きなものを我慢するのはストレスが溜まり、継続できません。。
無理なく自分のライフスタイルにあったダイエットをおすすめします。
食事はほぼルーティーン
私はダイエット中、基本的にほぼ毎日同じようなものを食べていました。
なかやまきんに君など、体を鍛えられていたりする方は、結構毎日同じものを食べていたりしますよね。彼らは筋肉の為に、自分の筋肉や体調の為にストイックに低脂質高たんぱくな食事をとっていますが、私の場合、毎日異なるメニューでカロリー計算したりするのが面倒すぎて、基本的に朝昼はルーティーンで同じものを食べていました笑 理由はただ一つ。面倒くさい。
ダイエット当時、息子はまだ自分で食べる事ができず、食事介助をしながら自分も食事をしていました。その為、ぶっちゃけ何食べても味があんまりしなかったので、そのおかげでほぼ変わらぬ食事でもストレス無く食べ続ける事ができたと思います笑
子育て中で、子供に手がかかるからこそ、自分の食事の固定メニュー化をして、ダイエットするのがおすすめです!
運動
パーソナルトレーナーをつけて運動していた時も思っていたのですが、運動って思った以上にカロリー消費しないです。
例えば、体重50キログラムの人が20分のジョギングで消費するカロリーは、約117キロカロリーと言われています。
出展:タニタ『消費カロリー早見表』
ご飯1膳軽盛り(100g)が、約168キロカロリーと言われているので、それすらも消費できないんですよね。。
出典:タニタ『摂取カロリー早見表』
この結果をどう見るかは人によるかと思いますが、私の場合「コスパ悪っ」と思ってしまいました。
日々毎日ぎりぎりで子育てしているママが、なんとか作りだした20分でジョギングしてへとへとになって米軽め1杯も消費できないなんて…
その為私は、運動で消費カロリーを増やすという行為は当てにせず、基本的には食事でカロリーをコントロールする方法をとっていました。
ただ!アラサーともなると、ただ食事制限をして体重を落とすだけだと本当に貧相な痩せ方をします。痩せたというよりもやつれたが相応しいかもしれません。 妊娠中に筋肉量も落ちている事も多いですし、痩せたとしても綺麗な痩せ方をしないんですよね。
私の場合、筋力不足によるぎっくり腰も問題だったので、有酸素運動というよりも筋トレメインで運動をしました。
筋肉量を増やせば、基礎代謝も上がり、同じ量を食べても太りにくくなります。
お金をかけたくなかったので、購入したのはトレーニングバンドとヨガマットのみ。1日30分だけ宅トレをしました。
家族中心の生活
ダイエットでよく聞く『チートデイ』。本来、ダイエットにおける停滞期を脱する為に、一時的に摂取カロリーを増やす事が目的ですが、最近だと、好きなものを食べる日を作り、ストレスを減らしダイエットを長期的に続けられるようにする『ご褒美デイ』のような意味合いもあるみたいです。
一人暮らしのダイエットなら好きな時間に好きなものを食べて、ダイエットも自分の好きな方法でできると思いますが、子育て中のママは、やはりそうも言っていられず、家族で外食や旅行、ホームパーティなど、家族イベントがあると思います。
ダイエットが軌道に乗ってくると、「少しでもカロリーを抑えたい」という焦る気持ちも出てくると思いますが、私の場合、家族イベント=最重要イベントと捉えて、その時は普通に家族に合わせて食べていました。私にとって家族イベントがチートデイでした。
例えば、外食の時だったら少しでもカロリーの低いメニューを頼んだり、外食の日は朝昼を軽めにしたり…、ただ、そういう高カロリーな食事が連チャンにならないように家族に協力はお願いしていました。
無理なダイエットは続かないとよく言われますが、家族にも負担を強いたりするダイエットは、みんなストレスが溜まってしまいますよね。
結果
約1年間、上記の生活を継続した結果、体重59kg→48kg、体脂肪率38%→24% 、ウエストは-15cmに落とす事ができました!
服のサイズはL→Sが着られるようになりました。
今まで、どんな洋服を着ても体系のせいで様になっていませんでしたが、痩せてみると上下ユニクロでもなんとなくかっこつくので、毎日着る服にも悩まなくなりました。 思わぬ副産物!そして以降、ぎっくり腰も再発していません。
とにかくゆるく、時間をかけて痩せると皮膚もたるみにくいですし、食事面では好きなものも食べる事はできるので、継続しやすかったです。
食事管理は、最初は計算や、食べたものをいちいち入力したり、カロリー制限メニューが少し物足りなかったり…やはり多少のストレスはあります。でも慣れると、自分が食べていい物や量がいちいち調べなくても分かるようになりますし、一年続けていると、正直身体が変化して、脂っこい食べ物を食べると胃痛がしたり、胃の大きさも変わり、食べる量も変化します。
まとめ
子育てしながらのダイエットは、子育てのストレスもあるし、自分だけに時間をかける事が出来ないので、なかなか思うように上手く体重を落とせない事もあります。
そんな中でも私がマイナス10kg痩せられたのは、「無理をしなかった」からだと思っています。
食べたいものを食べながら、面倒な事は減らし、時間をかけてゆっくりと体重を落とす。
その為に、少し手を抜いたり楽をする事も大切です!
食事の用意が面倒であれば、低脂質高たんぱくな宅配食 ウェルネスダイニングの脂質調整食などを利用して、ラクしちゃうのもおすすめです。
冷凍で届いて賞味期限は3ヵ月以上!「今日はダイエットメニュー作れなかった…」という日でも、冷凍庫にお弁当ストックがあれば安心ですよね。市販の冷凍食品は脂質は高くて低たんぱく…といった商品も多いので、忙しい時に備えておくと便利です。
送料無料なのも、レンチンでいけるのもサイコー。
毎日自分で作ったもの食べてると、他の人が作った味食べたくなるんですよね。。
とにかく無理せず、食べたいものを食べながら、面倒な事は減らし、時間をかけてゆっくりと体重を落とす。ダイエット生活を楽しむくらいの気持ちで継続しましょう。
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